物流業界が抱える問題解決を目指し、ドローンを使った実証実験が行われました。
岐阜県中津川市で3機のドローンと配送用のロボットを使い、物流拠点の倉庫から山間部の販売店などに商品を運ぶことを想定した実証実験が行われました。
来年4月からトラックドライバーの時間外労働が制限され、国内のドライバーが不足することが予想される「物流の2024年問題」を解決することが目的です。
花王 是澤信二さん
「中津川を中心として、配送が難しいエリアをドローンで無人で物を運ぶ。そういったことが実装できればいいなと考えている」
実用化の見通しは立っていないものの、将来的には住宅への配送や災害時の支援物資輸送も目指しているということです。