火山活動のため立ち入り規制の続く群馬県の草津白根山で26日、ドローンを活用し遠隔で火口を観測する実験が行われました。
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東京工業大学などが行った実験は、活火山の草津白根山近くに設置したドローンをおよそ5キロ離れた草津町役場で遠隔で操作するもので、火口の様子などを観測しました。
草津白根山では火口周辺の立ち入り規制が続いていますが、ドローンで撮影した火口の様子は、役場までリアルタイムで送られるため火山活動が活発化した時でも安全に火口の状況を確認できるほか、ドローンにはサーモカメラも搭載されていて地表面の温度も測定できるということです。
東京工業大学草津白根火山観測所 寺田暁彦准教授「火山専門家と行政担当者が同じ映像を見ながら迅速に火山で何が起こっているかということを把握できる」
今後、東工大などはドローンを常設して迅速な情報収集ができるように行政などと調整を進めたいとしています。
(2024年6月26日放送「news every.」より)
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