中東レバノンで、イスラム組織ハマスの幹部がイスラエル軍のドローン攻撃によって死亡したと複数のメディアが報じました。
ロイター通信などによりますと、2日、レバノンの首都ベイルート郊外にイスラエル軍のドローン攻撃があり、ハマスの政治部門の幹部アロウリ氏が死亡しました。
アロウリ氏は当時、ハマスと協力関係にあるとされるイスラム教シーア派組織ヒズボラが拠点とするアパートにいたということで、ほかにも複数の死傷者が出ているということです。
アロウリ氏は、去年10月にイスラエルを奇襲したハマスの軍事部門「カッサム旅団」の創設者の一人で、攻撃当時、ヒズボラの関係者と会合に臨んでいたとみられています。
イスラエルとハマスの戦闘開始以降、イスラエル軍は北部でヒズボラとも交戦を続けていて、今回の攻撃により、事態が悪化する可能性が指摘されています。
ハマスは声明で、「卑劣な暗殺が実行された」としてイスラエルを非難。一方、イスラエルは今回の攻撃について公式なコメントを出していません。
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