猛烈な暑さが続く中、静岡県内でも水辺の事故が相次いでいます。関係者は何とか、水の事故を防ごうと知恵を絞っていて、ついにはドローンまで投入しました。静岡県・南伊豆町の海水浴場、「ヒリゾ浜」です。7月から9月の夏の間だけ、渡し船で行くことができる、ありのままの自然が残る人気のビーチです。<警察官>
「飲酒運転と水難事故防止のキャンペーンです。お願いします」7月30日、この浜にやってきたのは、海保や警察などの担当者。海水浴客に水難事故に遭わないよう呼びかけました。<海水浴客>
「ニュースでも結構見たので、気を付けようと思って、浅瀬でなるべく遊ぼうかと思っています」このヒリゾ浜では、毎年のように水難事故が相次いでいます。過去2年であわせて4人が亡くなっていて、関係者も警戒を強めています。<静岡県 賀茂危機管理監 山梨義之さん>
「危険な場所に行かない、子どもから目を離さない、ライフジャケットを着用する、そういったポイントをお伝えしながら、注意喚起を行っております」「パトロールドローンが通過します。前方を開けてください」こちらも人気の海水浴スポット、下田市の白浜大浜海水浴場です。このビーチで、2024年から導入されたのがドローンです。資格を取得したライフセーバーが、スピーカー付きのドローンを操縦し、空から監視します。「ドローンパトロール、こちらキタザワです。どうぞ」
「どうぞ」
「北の岩場の立ち入り禁止のところにお客さんが立っていて、そちらに注意行けないでしょうか」ドローンなら、遊泳禁止区域の中にいる海水浴客にも直接声をかけ、注意を呼び掛けることができます。<下田ライフセービングクラブ 山口智史理事長>
「監視の視点が増えることで、より安全な監視ができていると思っています。海の頭上から直接呼びかけることで、直接的にお客さんの耳に届いて」週末やお盆の期間を中心に出動させる予定のドローン。空から海の安全を守ります。
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