県内で「高校生ドローンパイロット」の誕生です。長崎総合科学大学附属高校の生徒7人にドローンパイロットの民間ライセンスが交付されました。
民間ライセンスの交付を受けたのはエンジニアコースの1年生7人です。総科大附属高校は2022年度から壱岐市でエンジニアコースの生徒を対象に夏休みに5日間、ドローン体験合宿を開いています。1年生の希望者54人が国交省の認定スクールで安全運航の知識や操縦方法などを学び、希望した7人が先月、試験に合格しました。
民間ライセンスを取得することで屋外で100グラム以上のドローンを飛ばす際に必要な国交省への申請などが一部免除され、より高度な操作技術が求められる国家ライセンスの取得時も優遇措置が受けられます。
川口旭日さん(16):
「めちゃくちゃうれしいですね。最初(資格を)取れるかなと緊張していたのですが、自分の得意分野だったのであっさり取れたかなと」
林田心音さん(16):
「自分の目線から見えない所を綺麗に撮れるのが楽しくて面白いと思います。学校の行事や地域の活動を撮っていきたい」
総科大附属高校は今後もドローンパイロットの育成に励みたいとしています。