ウクライナのYak-52航空機がロシア軍の無人偵察ドローンを撃墜しました。ただ、Yak-52は練習機であり、武装は一切ありません。では、どうやって撃墜したのでしょうか。それは実に古典的な方法でした。
ウクライナのYak-52複座初等練習機が、ウクライナ南部オデーサ上空に飛来したロシア軍のオルラン無人偵察機を撃墜する様子がSNS上に拡散しました。動画では回収用のパラシュートが開き、落下していくドローンと、その周りを周回するYak-52が確認できます。しかし、Yak-52は練習機として設計開発された機体であり、対空用の武装や照準システムがありません。では、どうやって飛行するドローンを空対空戦で撃墜したのか。ウクライナの軍事メディア「ミリタルヌイ」は、乗組員が持ち込んだライフルでコックピットから攻撃、撃墜したと報道しています。
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