ロシア国防省は１４日、ウクライナ軍によるこれまでで最大規模のドローン（無人機）攻撃があったと明らかにした。同省は、戦闘地域外のドローン１４６機を撃墜したと明らかにした。
ウクライナ軍は、ロシア内陸１１００キロまで攻撃し、ブリャンスクやサラトフなど各地の石油貯蔵庫、製油所、化学工場、弾薬工場を標的にしたと発表した。ウクライナは攻撃の具体的な方法については明らかにしなかったが、攻撃に関与した部隊の中にはドローンとミサイル部隊もあったと述べた。
モスクワの南東約７２０キロにあるサラトフ州のブサルギン知事によると、サラトフとエンゲルスの両市が大規模なドローン攻撃を受け、２つの工業用地に被害が出ている。
ウクライナは先週、同じ地域を攻撃し、核搭載可能な爆撃機が駐機する空軍基地向けの石油施設で大火災を引き起こしたと主張した。
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