イギリスの軍需企業BAEシステムズと同じくイギリスのドローンメーカーであるマロイ・エアロノーティクスは27日、ポルトガルで行われているNATOの演習においてT-600クアッドドローンにスティングレイ魚雷を搭載、海中に投下する一連のテストを成功させたことを発表しました。
BAEシステムズとマロイ・エアロノーティクスが共同開発製造するT-600ドローンは電動モーターを搭載したクアッドコプターの大型ドローンで小型自動車ほどの全長を擁します。軍事目的に設計されており、強力な電動モーターとバッテリーによって、最大200kgの荷物を運ぶことができ、最高速度は140km/h に達し、1 回の充電で最大80kmを飛行します。標準の武装はありませんが、今回、T-600に軽量魚雷Sting Rayを搭載して、海上に投下するというテストをポルトガルで行われているNATOの演習にておこないました。
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・BAEシステムズ
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